MICKI社はスウェーデンのおもちゃメーカーです。
シンプルで飽きのこないデザインのMICKI社の木製レールは日本でも人気があります。
この記事ではMICKIの木製レールで遊んでみた感想と、他社と比べたメリットとデメリットを紹介します。
(当記事は2018年6月27日に公開したMICKI社汽車レールのブログ記事に内容を追加したものです。)
我が家のMICKI汽車レールデビューはつり橋セットでした。
MICKI木製レールのメリット
木製レールを買おうと思ったとき、最初は「どれが良いのかな?」と迷いますよね・・。
我が家では合計8社の木製レールで遊んだことがありますが、いちばん最初に購入したのがこのMICKIでした。
ここではMICKI社の木製レールのメリットをご紹介します。
数ある木製レールの中でいちばんシンプルなデザイン
MICKIの木製レールはとにかくシンプルです。
使っている色もわずかだし、おもちゃなのにごちゃごちゃした印象はまったく受けません。
シンプルなおもちゃは、子どもの想像力・創造力を高めてくれますよね。
たとえばMICKIの貨車は単色でシンプルなので、客車になったり自動車になったりさまざまな役目を果たしてくれています。
親目線でのメリットで言うと、おもちゃを部屋に出しっ放しにしていてもあまり気にならないです。
1歳半でプレゼントして3歳をすぎた今でもたくさん遊んでくれているので、子どもにとっても飽きずらいおもちゃだな〜と実感しています。
レールの連結に摩擦が少なく子どもが遊びやすい
レール連結の凸部分がプラスチックでできています。凹部分は木がくぼんでいるだけですが、それでもプラスチック×木で連結するときの摩擦は少なく、スルっとはいります。
MICKI社以外の木製レールは凸部分も凹部分も木製なので、サイズに余裕があっても若干ひっかかりを感じるときがあります。
まあこの辺は長年使っていくうちに木が削れて馴染んでくるものではありますが^^
特に自分で連結したい年齢になってくると、うまくできなくて癇癪を起こしたり、せっかくの成長のチャンスなのに諦めてしまう原因にもなりかねないので連結しやすさは大切なのではと思っています。
レールの連結部分は交換可能である
木製レールの連結部分とは、両端の凹凸の部分のことです。
MICKI社の木製レールを購入して入っていレールは最初は上の写真の形です。
(片方が凹で、もう片方が凸)
MICKI社の木製レールは連結部分の取り外しが自在で、凹凸を自分で変えることができます。
レールの連結部分はプラスチックで別売りしていますので、もし折れたり壊れても交換することができます。
さらに、この外れる連結部品が活躍するのは、壊れたときだけではないのです!
木製レールで遊んでいるとよくこういうことが起こります。
レールの凹凸が合わなくて、ある部分が繋がらないことがあるのです。
この現象に対する解決策として、他社の木製レールやプラレールには「凸凸レール」や「凹凹レール」が存在していますが、これらのレールは別売りしていたり少量しか入っていないので大きなレイアウトを作ろうとすると足りなくなることもしばしば。
しかし、こんな現象のときもMICKI社の木製レールなら、凹凸部品を外したりつけたりが自由自在です。
逆に凸と凸の場合も同じです。
はじめは連結部品を取り外すのに固いので、大人がやってあげる必要がありますが子どもはすぐに覚えるでしょう。
MICKI木製レールのデメリット
次にMICKIの木製レールで遊んでわかったデメリットをご紹介します。
シンプルなデザインゆえに物足りなさもある
シンプルなデザインはとても素敵です。
でも、若干の物足りなさがあるのも事実です。
これはMICKIの木製レールだけで遊んでいるときには感じなかったことなのですが、BRIOを導入して気づきました。
BRIOの木製レールはカラフルで情景パーツも豊富で見ているだけで楽しいおもちゃです。最近木製レールを買い足そうと言うことになってBRIOを購入しましたが、その種類の豊富さにおどろきました。
新しいからなのか、楽しいからなのか、息子は最近BRIOばかりで遊んでいます。すぐに飽きるのだろうな〜と予想していますが見守ってみたいと思います。
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2020年1月追記:最近息子(4歳)はBRIOよりもMICKI社の木製レールでよく遊びます。やっぱりシンプルな分、飽きがこないのかもしれません。
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息子の他の遊びをみていても思うのですが、おもちゃが具体的に作り込まれていればいるほど子どもはすぐに飽きて遊ばなくなる傾向がある気がしています。
ドールハウスの家具を導入したときもそうでした。今までベッドだ、机だ、ランプだって全部積み木で見立てていたのですが、本物の家具が現れたとたん並べて満足になってしまっています。(これに関してはとても残念なので、ドールハウス家具はそっと隠しました^^)
MICKI社の木製レールには空港もクレーンもありませんが、その分積み木や他のおもちゃで作ったりして楽しんでいます。
他社レールとの互換性
MICKIの木製レールは他社と作りが違っているので、連結が若干きつめです。
いちおう互換性はあるのですが、他社との連結は最小限の場所だけにしたいと思いながら日々遊んでいます。
また、MICKI社のトンネルやつり橋の下に他社の汽車を走らせようとすると突っかかるものがあります。
MICKI社の汽車やトンネルなどは高さ低めにできているんですね。
(トーマスが通れないのは残念だよね・・。)
解決策としては下記が思いつきます。
- トンネルに積み木を履かせて高さを調整する
- つり橋は坂レールを4本使って倍の高さにする
トンネルの高さを積み木で上げるのは息子がよくやっています。
MICKIの木製レールセットはどれを買えばいい?
木製レールの入門としてMICKIを選ぶときは、ひと通りのパーツと汽車が揃ったレールセットを購入するのがおすすめです。
MICKIのレールセットは4種類あります。
- 汽車セット サークル小
- 8の字セット
- 汽車セット スタンダード
- 汽車セット つり橋
サークル小と8の字セットは基本的なレールのみのセットで少し物足りないので、我が家ではスタンダードとつり橋セットの2択で検討しました。
現在の価格やセット内容の詳細は以下から楽天・Amazonで確認できます。
つり橋セットの赤いつり橋が楽しそうだったので、我が家はつり橋セットに決定。1歳のクリスマスにプレゼントしました!
MICKI木製レール「汽車セット吊り橋」で遊んでみた
今回遊んだのはMICKIの木製レールセット「汽車セットつり橋」です。
新品で購入してから2年近くが経って、やっと木が馴染んできたかな〜と思っているところです。
セット内容
上の写真がセット内容のすべてです。
レールの連結部分はこのように別素材(プラスチック)です。
木製レールの中ではめずらしいタイプとなります。他社レールとの互換性はありますが、連結するときにちょっと力が必要です。
つり橋セットには4台の汽車が入っています。
先頭車両と貨車3つで、1つは木の棒を載せられます。木の棒は3本付いていました。
駅です。赤い屋根が付いたシンプルなデザイン。
人物も4体ついていました。
レールに駅がくっついていて分離することはできなくなっています。
駅の屋根にはMICKI社のロゴが。赤いくまさんが可愛い♡
人物は貨車に乗せることもできました。
つり橋です。橋げたは取り外し可能なので、坂レールではなく平面レールと連結することもできます。
つり橋にもMICKI社のロゴ入り。
レイアウト組み立て
MICKIの汽車レールつり橋でオリジナルのレイアウトを作ってみました。
このレイアウトだと、狭いスペースでも楽しめるので大変おすすめです。
レールを走るようす。
つり橋を渡るようす。
分岐レールの使い方。このセットには分岐レールが2つ入っていました。
他にも何通りものレイアウトが作れます。
最初は「作って作って!」だった息子も2〜3歳くらいから自分で道を作るようになり、今ではとても上手になりました。
わたしは息子のことを木製レール職人って呼んでます(笑)
MICKIの木製レールの単品売りパーツ
基本のセットに買い足すならこのパーツ!おすすめ3つ
駅どめ
行き止まりを作れるパーツです。
息子曰く、レールで終わる行き止まりよりも、駅どめで終わる行き止まりを作れる方が楽しいそうです。
レールと同じく連結パーツは取り外せます。
こんなときでも大丈夫。
息子はおもちゃ屋さんに行くとこれを一番ほしがって、4歳の今では3セットもあります。
橋げた
橋げたは上の写真の赤い土台です。
つり橋セットを購入すればその中に坂レールが含まれているので、橋げたの分だけ立体線路にすることが可能です。
MICKI社の橋げたには赤の他に緑もあります。
踏切とトラック
踏切とトラックがセットになったものです。
踏切の長さは、単品売りしていて買い足せる短直線レールよりもさらに短いのですが、つり橋セットには単品では買えない「短直線レールよりもさらに短い直線レール」が入っているので、踏切とつり橋セットの相性は抜群です。
おすすめとして挙げた3つはどれも地味なパーツだけど、3つしか追加できないとしたらわたしはこれを選ぶってものを選びました。
他にも魅力的な追加パーツがたくさん♩
ミニカーブレール
ミニカーブレールは、通常のカーブレールよりもカーブが急です。
カーブレールは円を作るのに8本のレールを使いますが、ミニカーブレールは4本で円が作れます。
トンネル4点セット
汽車レール遊びでは、トンネルが大活躍です。
息子が1〜2歳のトーマスにハマっている頃は、このトンネルにヘンリーを入れていました。
雨が怖いヘンリーのお話を再現していたようです。
単品で緑のトンネルもあります。
ターンテーブル
車両基地への道の真ん中に置くと楽しい♩
フェリーポート
車両を船で運んで別の街に遊びに行ったりと、遊びが広がりそうな予感♩
MICKIの木製レールまとめ
MICKIの木製レールはシンプルで扱いやすく、子どもが楽しく遊べるおもちゃです。
それだけで遊ぶのなら100点満点。でも、将来的に他社の木製レールも追加購入することを考えているなら互換性などよく検討するべきです。
個人的にはMICKI社の木製レールが一番美しく、完成度が高いな〜って思っています。
我が家は他の木製レールをフリマアプリで売って、MICKI社のレールを買い足そうかと思っています。